2.3 ハードディスク
パソコンは、ソフトウェアやデータをメインメモリ上に置いて動作します。しかしメインメモリは電源を切ると中身
が消えてしまうため、電源を切ってもデータを消えないように保存しておく必要があります。このための装置がハードディスク
(図2-3)で、現在ではほとんどのパソコンに 内臓されています。ハードディスクの内部ではプラッタ
を一定の間隔で何枚も重ね合わせた構造になっており、これをモーター
で高速に回転
させて磁気ヘッド
を近づけてデータを読み書きする仕組みとなります。ハードディスクへの保存では、WindowsなどのOSやアプリケーションソフト
などのインストール
、このようなアプリケーションソフトで作成したデータの保存、画像、動画データなどが考えられます。
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図2-3 ハードディスク
ハードディスクは、接続するだけでは使用することができません。フォーマットという作業が必要になります。OS がWindows2000/XP の場合、OS をセットアップ
する際にフォーマットをすることができ、Windows ではパーティション
作成やフォーマットを行う際にファイルシステムを選択します。ファイルシステム
とは、どのファイルがどこに保存されているかという情報を管理するもので、FAT16、FAT32、NTFSの3種類に分けることができます。